EA 198/398
Japanese Pedagogy
Akemi Morioka
              語彙
   (Listening, Speaking, Reading, Writingすべてと関係がある)
I. 語彙とコミュニケ−ションとの関係は?
  考察:Natural Approach のtheoryでは?  
ACTFLのintermediate とadvancedとの違いは?

II. 自分が教えているコースでどのような語彙を習得してほしいか、教師がはっきりとしたビジョンを持つこと!
   例:a. 自分の身近なことが話せる。
      (自己紹介、家族、友達、住んでいる町や国、気候、食べ物など)
     b. 日本の文化について話せる。
     c. アメリカの文化が日本語で紹介できる。
     d. 社会問題などについて自分の意見がはっきり言える。

III. 語彙の紹介の仕方 (introduction - comprehension)
  記憶にとどまる紹介の仕方とは?
   a. 絵や写真、ビデオ、教師のしてみせる実際の動作など視覚に訴えるものを使う。
   b. トピックでまとめる。 例:食べ物、町、天気       *Cognitive Ability
   c. 反対語も同時に教える。 例:おいしい vs. まずい      *Cognitive Ability
   d. contextで紹介する。
   e. 文字で見せた同じ語彙を耳からも聞かせる。
   f. 漢字で書けるものは書いて、一字一字の意味のある組み合わせだということを教える。
   g. 生徒が自分で使いたい語彙を教師が教える。

IV. 紹介された語彙が使えるようになるまでのプロセスは?

V. 語彙を定着させるための具体的なアクティヴィティ(comprehension - production)
タスクをしながら覚えると、丸暗記しようとするよりよく覚えられる!!!
 1. Identifying: 先生が言った言葉を聞き取り、プリント(絵、英語、日本語)に丸をさせる。      例:「私の部屋にあるものは、机と、椅子と、本棚です。」
 2. Grouping: 言葉のリストの中から関係ないものを指摘させる。または、グル−プに分けさせる。     例1:Odd man out. [医者、パイロット、父、ウエ−トレス]
    例2:Grouping.[パスタ、フォ−ク、レストラン、さかな、はし、ピザ、食堂]
 3. True or False?  
    例:絵や実物を見せながら「これはお茶です。。。か?」
 4. Agree or Disagree?
    例:「UCIは大きい大学です。。。か?」
 5. Scale
    例:「。。。はどの位好きですか。 1、2、3、4、5」
 6. Vocabulary Tree (from larger concept to smaller concept etc.)
    例:家−部屋−家具−中に入っているものーそれで何をするか。
 7. List Making
    例:「明日ピクニックに行きますが、何を持って行きましょうか。」
 8. Sequence
    例:「家を出て、飛行機に乗るまでの動作をリストしてください。」
 9. Information Gap - A pair of students have different pictures, maps,
  lists of activities, etc. They are not supposed to show those to each other.
    例1:地図の中の建物が抜けているのを探して完全な地図を作る。(絵)
    例2:誰かの1日のスケジュ−ルの抜けているところを埋めさせる。(文)
    例3:Finding Mistakes. 変な風景の絵(花が逆さに植えてあるとか)を見 せて間違いを
       見つけさせる。
10. Comparison
    例:日本の家とアメリカの家の絵や写真を見せて同じところと違うところを見つけさせる。
11. Interview
    例:「日本の政治家についてどう思いますか。」
12. Survey
    例:「1日に何時間テレビを見ますか。」とクラスの10人に聞かせる。
13. Definition: 言葉の定義をさせる。
    ステップ1:教師が定義をして、それが何かを生徒にあてさせる。
      例:車を止める所は何と言いますか。
    ステップ2:生徒に定義をさせる。
      例:「駐車場」というのは何をする所ですか。
14. Dialog: 覚えて欲しい語彙の使ってある短いダイアログを覚えさせる。
  次に一部を変えさせる。(自分に身近なことが話せるように。)
    例:A: 浅草駅はここから遠いですか。
      B: いいえ、近いですよ。歩いて十分くらいです。
   ステップ:Read- Repeat- Memorize(pair work)- Present-Teacher model
   for changing the underlined part- Student pair work- presentation
15. Roleplay, Debate: 使って欲しい語彙が使えそうなロ−ルプレイやディベートをさせる。
   又、その時に生徒の使いたい語彙を補う。
  (ロールプレイをする時に教師が回って生徒の質 問に答えるとか、ディベートの前日に使いたい
   語彙を生徒から出させて黒板に書くとか。)
16. TPR
17. Kanji : 語彙の漢字を見て、意味を推測させ、それに似ている他の言葉の意味を推測させたり、
  生徒から出させたりする。
    例:「進歩」の意味は? では「進」学は? 「歩」道は?
      他にこの2つのうちどちらかを使った熟語は?

VI. 語彙のテスト
 1. 上のいくつかのアクティヴィティはテストとしても使える。中には使えないことはないが、
  語彙のテストというよりコミュニケーション能力を試すものとなるものもある。
 2. 書き取り(Partial or spot dictation)
 3. Cloze Test

VII. 語彙力:知らない語彙に出会ったときの対処の仕方は?
(Listening/Reading/Speaking Strategies)